シロアリを見たら、すぐ工事が必要?
すぐに契約する前に、発見した虫がシロアリか、建物のどこから出たか、被害がどこまであるかを確認します。庭の木で見た場合と、室内の柱や床付近から繰り返し出る場合では、調べる場所が違います。
日本しろあり対策協会も、防除を「被害がある場合の駆除・予防」と「被害がない場合の予防」に分けています。気になる兆候があれば、現在の状態に合った対応を選ぶことが大切です。出典:日本しろあり対策協会


羽アリは、すべてシロアリではありません
羽アリは、羽のあるアリやシロアリを指す呼び方です。色だけで判断せず、可能なら写真で羽・胴体・触角を一緒に確認します。
| 見るところ | シロアリの羽アリ | 一般的なアリの羽アリ |
|---|---|---|
| 羽 | 前後がほぼ同じ大きさ | 前の羽が大きい |
| 胴体 | くびれが目立たない | くびれがある |
| 触角 | 数珠状 | 曲がっている |
見分け方の参考:アース製薬・シロアリの見分け方。小さな写真や壊れた個体では判別できないこともあります。
建物では、どんな変化を伝えればいい?
- 虫や羽を見た場所、日時、繰り返しているか。
- 木の表面の傷み、床の沈み、建具の動きなど気になる変化。
- 基礎や木部に付いた土のような筋。
- 雨漏り・水漏れや、以前に行ったシロアリ施工の有無。
これらは調査の手がかりです。床のきしみや木の傷みだけでシロアリとは断定できず、水分や経年変化など別の原因も確認します。無理に床下へ入ったり、木を壊して調べたりする必要はありません。
見つけた直後にすること
- 安全な場所から虫と周囲の写真を撮り、日時と場所をメモします。
- 過去の施工記録や保証書があれば、施工会社・施工日・対象範囲を確認します。
- 持ち家なら専門業者に、賃貸ならまず管理会社や大家さんに状況を伝えます。
- 調査結果と、施工が必要な理由を確認してから依頼を決めます。
薬剤を使った場合は商品名と使用場所も伝えてください。見える虫がいなくなったことと、建物の対策が終わったことは分けて確認します。
業者による調査・施工で確認すること
羽アリを見つけた場所と、蟻道・木部の傷み・水分の影響を照らし合わせて調べます。点検口、床下の高さ、基礎で区切られた空間を確認し、調べられた範囲と未確認の範囲を分けて説明します。点検口がなくても相談できますが、見えていない場所を調査済みとして扱うことはしません。
ヤマトシロアリ・イエシロアリでは木部や土壌、侵入経路の確認が重要です。乾いた木材の小穴と砂粒状のフンがある場合は、カンザイシロアリなど別の可能性も検討します。種類や被害の広がりによって必要な施工が変わり、床下に薬剤を散布すれば一律に解決するとは限りません。
薬剤施工と、傷んだ柱・床の補修、雨漏り・漏水の修理は分けて見積ります。木部の強度が気になる場所に荷重をかけたり、確認のために床や壁を壊したりせず、調査時にお知らせください。調査方法と代表的な工法を見る
費用は何で変わる?
種類、施工面積、床下に入れるか、施工方法、傷んだ木材の補修が必要かで変わります。薬剤施工と建物補修を分けた見積りにすると、何に費用がかかるか把握しやすくなります。
カガヤクの標準的なヤマトシロアリの床下薬剤施工は、1,300円/㎡〜(税抜)です。イエシロアリ・カンザイシロアリや木部補修などは別途見積りとなります。適用条件と計算例はこちら。
予防の保証と施工後の点検
カガヤクのシロアリ予防は5年の再発保証と、3年目・5年目の点検をご案内しています。種類・工法・建物によって条件が異なるため、対象範囲・免責事項・再発時の対応は契約前に確認してください。建物の補修まで無条件に含む保証ではありません。前回の保証書・施工記録がある場合は、今回の調査にお役立てください。
よくある質問
羽アリが1匹だけでも相談できますか?
はい。見つけた場所や写真から確認を始められます。1匹だけで被害の有無や規模を判断することはできません。
写真だけで施工費は確定しますか?
写真は手がかりになりますが、見えない床下や被害範囲の確認が必要です。確定額は現地調査後にご案内します。
お住まいの地域で調査・施工を確認
地域ごとの訪問条件や建物の確認点は、各ページでご案内しています。市区町村、建物の種類、気になり始めた時期をお知らせください。

