発見した部分を記録し、担当者と次の工程を確認
写真は部材の近くと、部屋の中の位置が分かるものを残します。虫・土の筋・木材の傷み・湿りの有無を分け、発見した日と、既に取り外した材料を記録してください。工事現場へ無理に立ち入る必要はなく、撮影は担当者に相談できます。
「虫がいた」「古い食害だけが見つかった」「種類は不明」では判断が異なります。見つかった事実をそのまま伝え、撤去材を残すべきか、追加で確認する場所があるかを担当者と相談します。
見えている部分と、まだ開けていない部分を分ける
床や壁を開いたことで初めて見える傷みがありますが、一箇所の写真だけで建物全体の被害範囲は決められません。近くの部材、床下へつながる位置、水まわりや漏水の履歴、以前の防蟻処理を合わせて確認します。
追加で解体する必要がある場合は、その目的と範囲、費用、復旧方法を確認します。原因確認のためと称して、お客様が木材を削る・剥がす必要はありません。部材の強さや交換の判断は、建築側の担当者とも共有してください。
木材交換と防除は、閉じる時期から逆算して調整
日本しろあり対策協会は、リフォームで交換する部材と、工事後に処理できなくなる箇所を考慮して施工時期を調整する考え方を案内しています。参考:日本しろあり対策協会「リフォームとシロアリ駆除の時期」。どの家でも「必ず先に駆除」「全工事が終わってから」と一律には決めません。
| 工事の状況 | 両担当者で確認したいこと |
|---|---|
| 交換する木材がある | 撤去前の調査、交換後の処理、使う部材と施工範囲。 |
| 新しい床や壁で隠れる | 閉じる前に必要な確認や処理が終わるか。 |
| 水漏れ・腐朽も疑われる | 原因側の修理と、防除・部材交換の担当と順序。 |
| 追加の範囲が見つかった | 見積り・工期がどう変わるか。承諾前に進める範囲がないか。 |
工程を調整するため、リフォーム会社と防除会社へ同じ写真・予定を共有します。防除の実施日だけを先に決めず、確認と施工ができる状態をそろえることが大切です。
追加見積りは防除と建築工事を分けて見る
カガヤクでは、確認できた種類・場所・施工範囲に応じて必要な防除を説明します。予防は1,300円〜/㎡(税抜)ですが、リフォーム中に見つかった食害への対応や部材交換を全て含む価格ではありません。
防除の面積と処理内容、撤去や交換、開口・復旧、工期への影響を分けて確認してください。同じ場所の作業が両社の見積りに重複していないか、反対に担当が決まっていない部分がないかも確認します。施工範囲を絞る場合は、残る未確認部分を記録します。
閉じる前の記録と、完了後の保証を受け取る
- 調査と施工の写真:部屋・部材・位置が分かるもの。
- 防除の内容:施工日、対象の種類・場所、施工面積。
- 建築側の作業:交換・補修した部材と、担当する会社。
- 残る確認:調べられなかった部分や、後日の点検予定。
- 保証と連絡先:防除とリフォームそれぞれの対象・条件。
カガヤクの標準的な予防施工では5年の再発保証と3年目・5年目の点検をご案内しています。部分施工や種類・工法による条件を確認し、リフォームの保証と混同しないようにします。詳しくは予防の更新と保証の確認をご覧ください。
よくある質問
傷んだ木材を取り替えれば駆除は不要ですか?
交換だけで現在の活動や周囲の状況を確認できるとは限りません。虫や痕跡、周囲の部材を調べ、防除が必要か判断します。
リフォームを全部止める必要がありますか?
一律には決まりません。確認が必要な場所と、その部分を閉じる工程への影響を建築・防除の担当者で調整します。
施工した部分以外も5年保証になりますか?
対象範囲や条件は見積り・保証書で確認してください。部分施工が家全体の無条件な保証になるとは限りません。

