追いかけず、安全にできる範囲を整える
ネズミを素手で捕まえる、逃げた家具の裏へ手を入れる、高所や狭い場所まで追うといった行動は避けてください。写真を撮ろうとして近づく必要もありません。家族には、姿を見た場所と触らないことを共有します。
食品はふた付きの容器へ入れ、生ごみや食べ残しを放置しないようにします。ペットフードも保管方法と食べ残しを見直しましょう。横浜市も、餌・巣材を減らすことと侵入口の対策をネズミ防除の基本として案内しています。参考:横浜市のネズミ対策

見た場所・時刻・逃げた方向を残す
| 記録 | 無理なく伝える例 |
|---|---|
| 場所と時刻 | 台所の壁際で夜に見た、玄関付近で朝に見た。 |
| 動き | 冷蔵庫の裏へ移動した、壁沿いに走った。見失った先は推測しない。 |
| ほかの痕跡 | 食品袋の傷、黒い粒、天井や壁の音。気づかなければ「未確認」でよい。 |
| 直前の変化 | 窓や扉の開放、荷物の搬入、設備工事など。関係があると決めつけず伝える。 |
建物の中で見たのか、庭や道路で見たのかも区別します。家の外での目撃だけで、室内への侵入や定着を確定することはできません。
安全な場所から、目撃以外の手がかりを見る
収納の手前や台所の見える範囲に、食品のかじり跡やフンのような粒がないか確認します。電気配線に傷がある場合は触らず、設備の点検とネズミ調査を分けて相談してください。天井裏へ上がる、床下へ潜る、重い家電を動かす確認は不要です。
フンのようなものは、その場で素手で集めず位置が分かる写真を残します。安全に清掃できる範囲かも相談時に確認しましょう。フンが疑われるときの記録・清掃の注意点に詳しくまとめています。
1匹でも、室内の痕跡が続くなら調査を相談
室内で姿を見た場合、侵入経路が分からない場合、食品への被害や音・フンが繰り返し見られる場合は、早めに調査を相談してください。「何日待てば安全」「一定の頭数になるまでは不要」という一律の基準はありません。
賃貸・集合住宅は、部屋の状況を管理会社や貸主にも伝えます。室内だけでなく共用部に関係する可能性や、工事に承諾が必要な場所を整理するためです。相談だけで必ず大掛かりな工事になるわけではなく、確認できたことと必要な対策を分けて検討します。
調査では、目撃場所と建物外周を照合する
カガヤクでは、症状や痕跡を確認し、配管まわり、基礎、外壁などの隙間と照らし合わせます。穴があることと実際に使われた侵入口であることは区別します。近づけない部分や見えない場所は、未確認として説明します。
防除、侵入口封鎖、清掃・消毒のうち必要な範囲を見積りで整理し、施工前に総額をご案内します。まずは建物の種類、住所、発見場所、過去の対策をお知らせください。侵入口を調べる順番や費用の確認方法も参考になります。
よくある質問
1匹見たら、ほかにもたくさんいるということですか?
目撃数だけで建物内の頭数は分かりません。継続した出入りや屋内の活動があるかを、痕跡と調査結果から確認します。
姿を見なくなれば、そのままで大丈夫ですか?
見なくなったことだけでは、侵入経路や屋内の活動の有無は確定できません。食品被害、音やフンが続かないかを無理のない範囲で確認し、不明な場合は相談してください。
見つけた隙間をすぐに全部塞いでもよいですか?
通気・排水に必要な開口もあるため、用途を確認せず塞がないでください。防除と封鎖の範囲・順序は、内部の活動や建物の状態と合わせて決めます。

